2024年の金融庁の調査によると、金融商品に対する投資経験者は72.0%という高い結果が発表されています。この結果からもわかるように、ここ数年は貯蓄よりも投資への関心が高まってきています。
そこで今回の記事では、S&P 500やTOPIX、日経平均株価などが代表的なインデックス投資について基礎用語を徹底解説していこうと思います。投資に興味があるという初心者の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
インデックス投資とは?
インデックス投資についてわかりやすく見ていきましょう。
インデックス
インデックス投資のインデックスとは、市場の値動きを示す指数や指標のことを指しており、ひとつひとつの株価の動きを見るのではなく、市場全体の動きをわかりやすくしています。
インデックス投資
そして、インデックス投資とはこの市場の値動きに連動した運用をめざす投資方法の事です。
また、インデックス投資とは商品名ではなく、投資信託や上場投資信託(ETF)に投資する場合の運用方法の事を言います。
インデックス投資による運用
インデックス投資の効果
インデックス投資では、市場を構成している複数の銘柄に広い範囲で分散した投資ができます。投資信託などの特定の指数に連動をめざす商品を、月々1万円といった定時定額で投資を行うことで、値が高いときは量を少なく、値が安い時は量を多く買い付ける効果があります。
インデックスファンド
インデックス投資は、主に投資信託で行われています。そして、 インデックス投資による運用が行われている投資信託を、インデックスファンドと呼びます。 そもそも投資信託とは、投資家から集めた資金を運用会社やプロのファンドマネージャーが管理・運用し、その運用成果を投資家に分配還元する仕組みの金融商品です。
パッシブ運用
インデックス投資は、パッシブ運用の1つであり、パッシブ運用とはベンチマーク(運用の基準とする指標)に連動する運用成果を目指す運用スタイルのことです。その他に、投資信託の運用手法にはアクティブ運用というのもあります。
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットとしては、以下のようなものがあります。
初心者にもわかりやすい
インデックスファンドは、インデックスに連動するよう設計されており、初心者でも理解しやすい商品となっています。知識や経験の少ない初心者でも、選びやすいでしょう。
低コスト&少額投資が可能
コストとして購入時手数料や信託報酬などの手数料が通常はかかりますが、インデックスファンドは、他と比べ手数料が安いと言うメリットがあります。また、インデックスファンドは、少額投資も可能で、会社によっては100円程度から購入できるものもあります。
リスクの分散
通常投資のリスクを抑えるためには、複数の銘柄に幅広く投資する分散投資が有効です。インデックスファンドは、多数の銘柄に分散投資したのと同じ効果があります。
代表的な株価指数の種類
国内外の代表的なインデックス投資で使われる株価指数を見ていきましょう。
日経225
- 正式名称:日経平均株価
- 概要:東証プライムに上場する市場流動性の高さや業種のバランスなどを考慮して日本経済新聞社が選んだ日本を代表する225銘柄の平均株価指数のこと
TOPIX
- 正式名称:東証株価指数
- 概要:TOPIXはTokyo Stock Price Indexの略で、東京証券取引所に上場する全銘柄の時価総額をもとに算出する株価指数のこと
MSCI国際
- 正式名称:MSCIコクサイ・インデックス
- 概要:日本を除いた先進国22カ国に上場する約1,300銘柄の株価の動向を示す株価指数です。
NYダウ
- 正式名称:ダウ平均株価指数
- 概要:ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場する代表的な30銘柄をもとに算出する平均株価指数のこと
S&P500
- 正式名称:S&P500種指数
- 概要:ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場する代表的な500銘柄の時価総額をもとに算出する株価指数のこと
ナスダック(NASDAQ)
- 正式名称:ナスダック総合指数
- 概要:全米証券業協会が運営するナスダック(NASDAQ)は「National Association of Securities Deals Automated Quotations」の略で、ナスダックに上場する全銘柄の時価総額をもとに算出する株価指数のこと
まとめ
インデックス投資とは、短期間での利益や大きいリターンは期待できないものの、初心者でも少ないリスクで少額投資が可能なので、始めやすいと言えます。選択肢のひとつとして覚えておいてくださいね。


