WordPressを利用する場合には、サイトのドメイン名の取得とレンタルサーバーの契約が必要になります。レンタルサーバーを提供しているサービスには有名どころではさくらインターネットやエックスサーバーなどが挙げられますが、ロリポップレンタルサーバーも有名所の一つであり、こちらも十分に選択肢に挙がります。
本記事ではロリポップとは何か、このレンタルサーバーの概要や評判、選択するうえでのメリットやデメリットなどについても紹介していきます。
ロリポップの概要
ロリポップとはGMOペパボ株式会社が提供するレンタルサーバー・ブランドで、同社はカラーミーショップなど個人・スモールビジネス向けのネットサービスを多数展開してきた企業です。創業してから、「個人でも気軽に発信できる環境」を合言葉に、低価格帯のホスティング市場を広げてきた系譜にあり、現在も共用サーバーを中心に、より大規模な需要には“マネージドクラウド”で応える構えを取っています。
歴史的に「入り口の広さ」と「運用のハードルを下げる工夫」が評価されており、ブランドとしての知名度と導入実績が下支えになっています。
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料金プラン
料金はプラン別・契約期間別に設計され、エコノミー(WordPress非対応)、ライト、スタンダード、ハイスピード(+エンタープライズ)という序列になっています。ライトは月額264円から、スタンダードは495円から、ハイスピードは550円からと他のサービスと比較して始めやすい価格が目を引きます。
一方で上位ほどMySQLの上限やストレージ容量、サポート形態、速度基盤などが厚くなるため、更新後の実額や保守の前提を含めてトータルで判断するのが肝要です。特に独自ドメイン費の扱いは要注意で、ハイスピード以上を12か月以上+自動更新で契約すると「ドメインずっと無料」の対象になるなど、長期運用での総額に効く条件が付いています。
サポート体制の概要
ロリポップにおけるサポートはヘルプセンター、AIチャット、有人のメール、チャットが基本線で、電話サポートはスタンダードおよびハイスピード以上が対象という段階設計です。営業時間も明示され、緊急時の連絡経路や対応の期待値が把握しやすいのが特徴です。
とくに非エンジニア主体のチームでは、電話の可否が意思決定に効く場面が多く、下位プランを選ぶ場合は「電話なし」でも運用できるかを事前に想定しておくと、後悔が減ります。
バックアップと復旧体制
サイトやホームページにおける保全策は、「何をどこまで自動化しておくか」によってプランの選び方が変わります。ハイスピードやエンタープライズでは無料の自動バックアップが提供され、障害時の復元コストと手間を抑えられます。
一方、プラン横断で選べる有料の「7世代バックアップ」は月額課金でWebとDBを世代管理し、いつでも取り出し・復元が可能という「自己主権型」のオプションです。下位プランを選ぶ場合でも、このオプションを併用すれば「安さで始めつつ保全は厚く」という設計が可能で、商用サイトや更新頻度が高いブログでは投資対効果が出やすい領域です。
ロリポップの評判は悪いのか?
口コミの良し悪しは、しばしば前提条件が異なります。ポジティブ側は、価格に対する速度・安定性、cPanel系の分かりやすい操作、移行のしやすさなど“始めやすさと運用の軽さ”を評価する声が多いです。一方でネガティブ側は、ライト中心で重いテーマやプラグインを積んだり、キャッシュ未整備のまま高PVを浴びせたりと、設計と負荷のミスマッチによる遅い・不安定が目立つ傾向です。
いずれにせよ、無料お試しで自サイトの構成・導線のまま計測し、必要なら上位へ寄せる——という順路を踏めば、評判の振れ幅に惑わされにくくなります。ロリポップはプランが安い一方で、必要なサービスを自分で考慮しなければならないため、ミスマッチが起こりやすいという点が評判が悪いといわれてしまう要因である可能性があります。
メリットについて
ロリポップのメリットは第一にコストの軽さで、ライト~スタンダード帯でもWordPressが動き、サイトの芽を育てながら上位に寄せる余地があることが挙げられます。またハイスピードの速度基盤で、LiteSpeed+LSCacheの組み合わせは設定知識の浅い運用でも成果が出やすいこともメリットの一つです。
さらに保全とサポートの選択肢で、無料自動バックアップ(上位)と有料7世代バックアップ(横断)、電話の有無など、必要に応じて厚みを足せる拡張性が担保されていることです。これらポイントは“安く始めて、必要なところにだけ投資する”という中小規模サイトの資源配分に相性がよい設計思想といえます。
考慮したいデメリット
導入価格を安く抑えられるという明確なメリットがある一方で、考慮すべきデメリットも当然存在します。特に下位プランでは「電話なし・速度基盤がふつう」という割り切りがあるため、要件に対して背伸びしすぎると不満が出やすいことがデメリットの一つです。
またWAFの検知ログ参照がハイスピードでは使えない仕様で、特定のトラブルシュートに工夫がいることも留意しなければなりません。加えてロリポップの特典の一つである「ドメインずっと無料」はハイスピード以上かつ12か月以上+自動更新などの条件つきで、条件をはずすと通常のドメイン費が別途かかるという点を把握しておかなければなりません。
いずれのデメリット項目も規約を読めば分かる公式の明記事項なので、契約前の読み込みで回避することができます。これらの問題点が気になる場合にはロリポップとは異なるサービスの利用も検討する必要もあるでしょう。
まとめ
ロリポップのレンタルサーバーのサービスは月額99円からの廉価帯(エコノミー)から、WordPressの高速運用をねらう「ハイスピード」まで階層的にラインアップされた国内の定番サービスです。最安帯は静的サイトやメール中心の用途に徹し、WordPressを使うならライト以上、速度や余裕を重視するならLiteSpeed採用のハイスピードを選ぶのが筋という「役割分担」が明快です。
実際の満足度は、この前提をはずして下位で高負荷をかける場合や、バックアップやサポートの要件を誤読した場合に落ちやすく、逆に要件に合ったプランを選べば価格対効果を評価する声が伸びます。なおこういったレンタルサーバーの価格や機能は見直しが入るため、申込前には公式の料金・仕様ページを最新で確認するのが良いでしょう。ブログを書くにはTRENDの実を抑えることも大事ですね。






